FC2ブログ

鉄婚式

時の流れに身をまかせ、6年目の結婚記念日である。

http://www.eonet.ne.jp/~able/kekkon.html

イメージ 1

ありがとう、そして、これからもよろしく。

デヴィッド・ボウイの想ひ出 その3

その後もボウイに嵌まりまくる月日がつづく。
何千回とヘビーローテされたカセットテープは次々とすり切れ、ついには全LPアルバムを揃えるに到る。まだCDなど影も形もなかった時代のことである。
自己所有のLPレコードからまたまたカセットにダビングして、これまた何千回とヘビーローテした。
いつの間にやらダイアモンドも聴く機会も減り、ほぼ洋楽はボウイで占められるようになってしまう。

しかしながら大学3年の時にある意味衝撃的なアルバムが世に出ることになる。
"レッツ・ダンス"・・・この名作アルバムの出現がよもや自身がボウイに距離を置き始めることの発端になろうとは。

たしかに万人受けするような曲作りがなされ、事実上ボウイ最大のヒット曲となり、このアルバム以降、ボウイを聴く人々もかなり増えてきた印象もある。

ただ、あくまでも私感であるので誤解の無いようにして戴きたいのだが、"初期~グラム~レッツダンス以前"のボウイに魅了された身からすると、
この"レッツ・ダンス"はいかにも洗練されたダンスミュージックのような、それこそ万人向けに作られたような印象で、グラム時代の泥臭さは失われたように見受けられた。

その後の"トゥナイト""ネヴァー・レット・ミー・ダウン"まではアルバムを揃えたが、この両方とも"万人受け"と云う印象からは抜けきってはいなかった。
そして、ティン・マシーン以降の音楽活動についてはほとんど後追いもしなくなってしまったのであった。

心臓病や癌を患いながらも、近年音楽活動がまた盛んになってきた矢先のこの訃報は、往年のファンからしても至極残念でたまりません。

DAVID BOWIE
2016年1月10日没 

R.I.P.

デヴィッド・ボウイの想ひ出 その2

季節は流れ・・・大学に入ってからも相変わらずニール・ダイアモンドを聴き、そのダイアモンドの空きにデヴィッド・ボウイを聴くと云った体裁を続けていた。
この頃になってもダイアモンドとボウイを嗜んでいるなどと云う輩は周りに皆無だったため、天の邪鬼気質の自分は、この二人のアーティストを聴きつづけた。

"ビートルズ"や""カーペンターズ""S&G"などの王道洋楽を聴くことになるのはこれよりもかなり後年、ほんの数年前からの話になるのであるから自分の偏屈具合もかなりのものであったと思う。

当初はダイアモンド8:ボウイ2くらいの比率であったが、さすがにダイアモンドも中学生の頃から聴いていたので飽きてきたのかどうか、だんだん5分5分になり、ついにはボウイの方がメインになってしまう逆転現象が起こった。

友人から頂戴した5本のカセットもヘビーローテーションの末すり切れて音が跳ぶほど聴き倒したので、レンタルショップでレコードを借りてきて新たなカセットを作ることになるのだが、
この時新たに"ハンキー・ドリー""アラディン・セイン""ヤング・アメリカン"のラインナップが加わることになる。
こうなるともうノンストップ、最初期の"ロンドン・ボーイ"から"ロウ""ピンナップス""ステーション・トゥ・ステーション""ロジャー""スケアリー・モンスターズ"までアルバム総てを揃えるのにそう時間はかからなかった。

一番のお気に入りの曲は、一番最初に聞き始め一番長いこと聴きつづけたアルバム"世界を売った男"の中の一篇"円軌道の幅"、8分を越える大作ながら、変調・進化をつづけるボウイを象徴するような、変化に富み飽きさせない曲作りが魅力的な歌であった。

また、"ジギー・スターダスト"がストーリー仕立てのコンセプトアルバムであると気付いた時の衝撃は今でも忘れられない。

グラム・ロックと云うジャンルがあることも、かのような格好(笑)で歌っていることもつゆ知らず、ボウイに嵌まりまくったハイ・ティーンの青春時代であった。

・・・つづく

デヴィッド・ボウイの想ひ出 その1

デヴィッド・ボウイとの最初の出逢いは、高校の2年まで遡る。

先日の日記でも書いたが、その頃は、中学生の時に観た映画"かもめのジョナサン"の音楽を担当していた"ニール・ダイアモンド"に傾倒していた。

ある日突然、何故かそれほど親しくもない友人から「聞いてみろ」となかば強制的に手渡されたのが、ボウイのアルバム"ヒーローズ"と"世界を売った男"をダビングしたカセットテープだったのである。
当然その時はボウイなんて今までに名前すら聞いたこともないミュージシャンであり、それでもせっかくダビングまでしてくれたのだから感想を述べねばと思い聞いてみたところ・・・

"世界を売った男"のほとんどの曲は声が裏返ったまま歌っている感じで、バリトンの渋い声のダイアモンドに比べ、随分軽く、ふざけた印象が第一にあった。

"ヒーローズ"はインストの曲が大半を占め、しかも気が滅入るような暗い曲ばかりだったので、その時は数回しか聞かなかった記憶がある。

ただ、そのまま正直に話すと気まずくなると感じたかどうか
「面白いアルバムだった」と社交辞令のような感想を述べたところ、
それに気を良くしたか、同志でも見つけたかと思ったか、次の日には"スペース・オディティ""ジギー・スターダスト""ダイアモンド・ドッグス"の3つのアルバムのカセットを持ってきたのであった。
実際、自分の"ダイアモンド"同様、"ボウイ"を聞いているなどと云う輩は周囲を見渡してもその友人しか見当たらなかったのであった。

この高校時代の友人から頂戴した5本のカセットテープが、自分の洋楽のステージに於いて最重要の地位を占めることになろうとは、その時は誰が想像したであろうか。

・・・つづく
↑